パンプキン爆弾を調査する会とは
私たちはパンプキン爆弾の調査を通じて、不明点が多く残っているパンプキン爆弾の詳細解明にチャレンジしています。
現在、私たちの最も関心のある課題は「パンプキン爆弾の着弾地点はどこなのか」というテーマです。
パンプキン爆弾は大型の爆弾であるため、当時の証言や戦後の航空写真等の分析を通じて着弾地点を調査することが可能です。実際に、日本に投下された49発のパンプキンのうち46発までは着弾地点が明らかとなっています。他方で、神戸・福島・徳島に投下された3発は未だ着弾地点が不明のままです。
私たちは、こうしたパンプキン爆弾の謎に挑むことで、記録を後世に残すことを目標としています。
なぜパンプキン爆弾の記録を残すのか
パンプキン爆弾は、空襲と原爆投下の両方の性質を兼ね備えている特別な存在です。
日本各地に投下された、それぞれのパンプキン爆弾を知るということは、原爆投下を考えることに直結しています。それは単に過去の追究にとどまらず、現在も国際社会の舞台で存在し続ける「核兵器」の在り方や存在意義を考える際に、最も身近なテーマとして役立つことが期待されます。
これが、私たちがパンプキン爆弾を記録し、後世に伝えようとする理由です。
▼パンプキン爆弾について詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。
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